アルフハウジングの施工例をごらんいただくと、和風と洋風の家があります。
どんなタイプの家をお選びいただいても、どこか懐かしくて日本人を落ち着かせる雰囲気があります。
その雰囲気の秘密は、4つの要素。
素材
庭
曲線
あかり
素材: 岐阜には良いものがいっぱいある
アルフハウジングの家では、岐阜で生まれたものが多く使われています
このごろ「地産地消」という言葉が盛んに使われるようになりました。
この言葉を、“地元の産業を助けるために地元の物を使うこと”という受け止め方もできます。
でも、当社はむしろ
「岐阜にはいいものがいっぱいある。だから使わないなんて、もったいない」
という考えで住宅に取り入れています。
昔から「日本の家は、木と紙と土で作られている」と言われます。
岐阜には土だけではなく、紙も木も古い歴史があり、良質なものが揃っています。
たとえば地元の焼き物。
古くから美濃地方では、志野土・五斗蒔白土・五斗蒔赤などなど、良質の粘土が採取されたことから、焼き物が盛んに行われてきました。粘土の特徴と焼いた後の性質などの幅広い知識は、職人から職人へ伝統的に受け継がれてきました。
その長い歴史は、用途や意匠を洗練させました。
岐阜の土は洗面所のボールや外壁のタイルに形を変え、日本中の人々の生活に取り込まれ、人々の目を楽しませています。
土、木、紙。
家作りに重要な素材3つ全てが根付いていて、とにかく美しいものが多いのがこの岐阜。歴史に裏打ちされた、日本人の感覚にぴったりで、間違いのない確かな素材。
これを住宅に使わないなんて、とてももったいない話なのです。
庭: 家だけでは不完全なんです。
アルフハウジングでは、特にお客さまのご希望がないかぎり、かならず中庭をプランに取り入れます
あるとき、熟練の庭師が言いました。
「家に庭があって、初めて“家庭”になるんだ」
その職ごとに世の中の見方が違います。
いつも庭のことばかり考えている庭師さんにとっては、「庭こそが家を完成させるんだ」という強い意識があるのです。
一度その言葉どおりにやってみようと、プランに中庭を付け加えてみました。すると驚いたことに、プランにメリハリがつき、面白みが出て楽しいだけでなく、とても使いやすい家ができました。お客さまにも好評で、それ以来、
庭のある家 = 家庭 = アルフハウジングの家
を意識した家作りをしています。
面白いことに、どんな洋風の家にも庭に和の雰囲気を加えると、家全体が落ち着いてくることです。
曲線: 人は直線ばかりでは居心地が悪い
どんなにモダンな家を作るときにも、アルフハウジングではデザインにかならず曲線を加えます。
自然の中に“直線”は存在しません。
私たちは常にどこかで“自然”の存在を感じていたいのです。だからこそ、直線ばかりの空間は冷たく、疲れやすい場所に感じるのです。
カウンターなどにワンポイントで曲線を加えてみたり、シャープなデザイン中に自然木の柱を加えると、心理的にとても快適になります。
あかり: 人がヒトである証拠
照明器具はただ周囲を明るくするための道具ではありません。
あかりは、ヒトの心理と密接なかかわりがあります。
病院のように明るい照明より、少し暗い感じが落ち着きます。
暗い部屋の中に明るいライトスタンドをひとつ置くことで、人はそのあかりに集まります。実は、蛍光灯のような平面的な照明のときより、オレンジ色の電球のあかりの方が人と人との距離は縮まります。
家族が落ち着いた雰囲気の中で、顔を寄せ合ってだんらんする家を作るには、照明の演出は欠かせないんです。
デザインや素材面での満足の追及と、忘れてはならない住み始めた後のお付き合いでも安心を提供する努力を惜しみません。
家は、どんなに高い技術で施工しても、自然との戦いで不具合が出ることがあります。
万一不具合が出ても、即時対応を徹底しているため、
まったくクレームをいただかないことが当社の自慢でもあります。